晴

 ヒメダカの稚魚の水槽にヤゴがいた。いつも網をかぶせているのに、
トンボの親もしぶとい。それでふと思いつき、ボート水槽(当然、網を
かけてある)をバケツでさらってみると、やはりヤゴがいた。完全に
除去するには、めだかを別水槽に移し、水を抜いて退治しなければならない。
いろいろ考えたが、このままにしておく。
 ボート水槽には、ヤゴもいたが、めだかの稚魚もいた。バケツ1杯水を汲めば
たいていごくごく小さな稚魚が1匹は入っている。別水槽に6匹移したが、
これも切がない。いろいろ考えたが、これもこのままにしておく。ホテイアオイ
ジャングルのような根の隙間で、親に食べられず育ってくれるだろう。

 一番大きなガラス水槽を占拠したオタマジャクシもだいぶ大きくなった。ここ
にもヤゴがいるが、ヤゴより大きいので、ヤゴがオタマジャクシを襲っても
捕まえきれない。しっぽのないオタマジャクシが少なからずいたが、ヤゴのせい
だろう。亀を飼っている人に20匹ほどタマちゃんを進呈する。



 土用干しの梅を箸を使って裏返す。


 息子の尻のあせもがひどいので、皮膚科につれていく。

 
 親父は午後には復調。一安心。


 夜はキャンプ用に買った焼肉で盛大に夕食。


 映画「ぷりてぃウーマン」
    四半世紀にわたり活動を続けてきた静岡県藤枝市のおばあちゃん劇団
    『ほのお』。平均年齢80歳、県下で知らぬ者はいないアイドル級の超
    有名おばあちゃんたちだ。『ぷりてぃ・ウーマン』は、この劇団と主
    宰の大石さきさん(86)をモデルに組み立てられた物語である。
     1975年、保健婦を退職した大石さんは、お年寄りの気持ちを少しでも
    多くの人にわかってもらおうと劇団『ともしび』を旗揚げした(その後
    “炎”のように燃え尽きるまでという願いと共に87年『ほのお』に改名)。
    シナリオはオリジナルで公演のたびに変更、請われればジャンボタクシー
    を手配してどこまでも遠征、公演回数は県内外合わせ770回以上・・・。
    アドリブを交え軽妙に演じる彼女たちの人情劇は多くの人を勇気づけてきた。
     静岡出身の脚本家高橋美幸は、そんな大石さんたちの情熱的な姿をテレビ
    で見て感銘を受け、この企画を映画製作会社に持ち込んだ。そして実現した
    のが『ぷりてぃ・ウーマン』だ。大石さんはじめ『ほのお』の人々が自己
    表現に真摯に取り組んでいる姿を目の当たりにしたスタッフは、自分たちも
    表現者として大いにインスパイアされ、何とかこの感動を一人でも
    多くの人に伝えたいと、リアリティとフィクションを紡いだ見事な映画を
    生み出した。


 映画「スティール」