■
晴
- 作者: 松下竜一
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 1987/01
- メディア: ハードカバー
- この商品を含むブログ (4件) を見る
怒りていう、逃亡には非ず―日本赤軍コマンド泉水博の流転 (河出文庫―文芸コレクション)
- 作者: 松下竜一
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 1996/02
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (4件) を見る
死後に評価が高まる人がいるが、松下竜一さんもその例かな。
行間から著者が好人物だと容易に推察できる。しかし、事件でなくなった方々、
そのご遺族、後遺症に苦しむ被害者の方々にも目を向ける必要があったのでは
なかったのか。
罪を問われている連中は、皆、純粋で優秀だったのに・・・・・。
もし、第二次世界大戦以前の総括を日本人の手できちんと行い、それを治世に反映
させていればこんなことにならなかったのでは・・・と思うのは、牽強付会だろうか。
佐々木則夫、大道寺あや子、奥平純三や桐島聡はいまだに逃亡中となっているが、
もう当局か元味方に、始末されてしまっている可能性もあると思う。どちらの陣営から
も必要とされない存在。哀しいことだ。でも、案外、地方の小都市にいたりして。
もう相当な年齢だが健在なら、一発やる可能性が高いと思う。願わくは、善良な市民を、
二度と巻き込まないでほしい。