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 ドキュメント にっぽんの現場

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 「ことば あふれ出る教室」
総合・午後11:00〜11:29
(再)5月16日(水)総合・午前2:15〜2:44 (15日深夜)

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 横浜市立盲学校。小学4年生から6年生まで6人の全盲児童が学ぶ教室で、子どもたちを包んでいるのは、友達や先生の「手」、そして絶え間なく交わされる「言葉」。子どもたちが豊かな「言葉」の世界に夢中になったきっかけは、全国の盲学校に先駆けて漢字を習ったこと。点字はカナ50音に対応したもので、漢字はなく、目の見えない子どもたちには形が見えない。担当の道村静江先生は小学校で学ぶ1006字の漢字全てを、指で触れるようにした教材を作成。「悲しいの“悲”は羽が引き裂かれるように切ない心」などその成り立ちや意味、膨大な数の熟語を語り続ける。その声に一心に耳を傾ける子どもたちは、心の中に言葉の引き出しを増やし、人と人をつなぐ「言葉」の世界に引き込まれていく。やがて全員で狂言にも挑戦し、3月、6年生の大塚優里菜さんの卒業を迎えた。番組では6人の教室にカメラを置き、言葉を丁寧に学び、豊かな感性で世界を広げる子どもたちの姿を追った。ナレーションは3月に卒業した大塚優里菜さん(12歳)本人。彼女自身の言葉で、その豊かな世界を紹介する。





☆四国スペシャ
「四国に生きる家族」
 −第2回 愛媛県西条市 石鎚山ろく−
7月20日(金)総合 後8:00〜
[ 四国(除く香川) ]

かつてNHKが制作した家族のドキュメンタリーを紹介し、さらに、その家族の今を取材し、暮らしがどのように変化したのかに迫るシリーズ。今回は、標高600mの石鎚山ろくに一家族だけで暮らす曽我部さん一家の1年を記録した平成8年放送『四国スペシャル 石鎚のふところに抱かれて』。番組から11年たった今でも曽我部さん夫婦は、店もなく医者もいない山深い村での暮らしを続けている。そんな曽我部さん一家の思いに迫る。