心の平穏

 右の股関節炎が悪化し、ツエをつき歩いている。

 自宅療養の診断書をいつでも書いてやるぞ、

と整形外科の先生は言うが、12月中旬までは

仕事を休めない。

 常時、鈍痛。時に激痛。温めれば少しは楽に

なるので、右の股間に「桐灰はる」を張っている。

あまり外聞のよいものではないが、背に腹は変え

られぬ。ドクターの処方する薬(消炎鎮痛剤)は

あまりきかない。

 横になり安静にしているのが一番よい。風呂に

入れば(温めれば)痛みが消えるが、一日中、

風呂につかっている訳にもいかない。


 順調にいけば下の子が大学を卒業するのがあと

10年後。10年間は石にかじりついても、金を

稼がないと。メタボなので体重を5キロ落とした。

あと、10キロ落としたい、子どもと自分の

ためだ。

 へこんでたまるかと思うが、正直、体調が悪いと

心も沈む。



 俺の心の平穏はいつ訪れるのか?

 たぶん、下の子も就職して、子どもたちと一杯

飲む時だろう。その時を楽しみに生きよう。


 追記
 やはり、電話で強いことを言っていた。元妻から
離婚を仲介した?叔母に泣きのTELが入った。児童
虐待を雇い主に知らせて今の職場から追い出して
やる、と言ったらしい。叔母にしかられた。しかし、
長男の心はもう元には戻らない。

喧嘩三昧。中学2年生で、はやボクサーノーズだ。
俺を許してくれ。本気で暴れたら誰も止められない
だろう。
 俺の前では神妙な顔つきだが、幼い頃から空手を
教えていた。先日も先生らを含めて10人ぐらい
かかってとりおさえたらしい。

 母親の愛情が一番必要な時に・・・。許してくれ。