ナッシング

 昨夜、ミッシング(トミー・リー・ジョーンズ主演)を子どもたちと見た。おもしろかったが、ただそれだけ。それ以上映画に何を求めるのかと、皮肉たっぷりに言う知人もいる。

 しかし、アメリカ映画の単純さには、辟易させられることが少なからずある。どんなに複雑な構成をとっても、雄大なスケールでも、それは変わらない。

 ヨーロッパの映画人種も苦々しく思っているのだろう。観客を魅了しても、それは投資された金の力。だから、ヨーロッパの映画祭で、アメリカ映画が賞をとったためしはない。
 
 でも、ウッディ・アレンは別かな。今朝、大根葉の飯を食いながら見た「スコルピオンの恋まじない」は、楽しめた。


 昨日、息子がどついた同級生から、わびの電話がはいる。互いの母親同士が昨日、30分ほど話しあったらしい。こじきと言われて、わが息子はプッツン、相手を無茶苦茶なぐったのに、相手の親の方が大人だった。

 昼前に例の駄菓子屋へ行く。息子は、かんしゃく玉を買い足し、俺は、爆竹を買う。調子に乗って、2Bも注文しておいた。

 昼飯後は、犬を連れて近所の河原に行き、息子に、かんしゃく玉(クラッカーボール)で存分に遊ばしてやる。