閑話酔生

 午前9時にカブスカウトの活動に、息子を公民館へ連れて行く。

 今日は、河原でペットボトルのロケットを飛ばしたらしい。

 何がペットボトルのロケットだ。

 子どもにも、もっとスリルを与えてやれよ。


 12:30分、息子の迎えの帰りに、市内でも数少なくなった「

駄菓子屋」に連れていって、「かんしゃく玉」を買ってやる。


 息子との世間話で、彼がかんしゃく玉(商品名クラッカーボール)を

知らなかったことがわかり、早速買ってやった。

 10個1袋で30円。懐かしかった。3袋買ってやる。基本的には

思いっきり足元に投げつけ、破裂させるのだが、彼が投げても破裂しない。

パチンコを使って破裂させることを教えてやる。

 息子は、がぜん喜び、20発も家の庭で破裂させる。近所の窓の次々開くこと、

開くこと。まあいいや。


 これを使って、様々ないたずらができるのだが・・・。喉まで出かかったが、

止めておく。

 これと[2B」とパチンコがあれば、おもしろいいたずらが

たくさんできる。息子には教えてやろうかな、どうしようかな。


 真剣に怒った大人から逃げるすべを、息子は知らないからなあ。

 昔の思い出がよみがえってくる。


 一人でお使いに行かされた店の応対が悪かったので、傷ついた幼な心?は、

後日、当店営業中に思いっきりこいだ自転車から、店の奥に2B弾を投げ込んだ。

 公園でしんねりのアベックの後ろで、かんしゃく玉を破裂させた・・。


 主よ、許したまえ。

 私のいたずらは、これだけではありません。列車を止めたり、廃屋でかけ

マージャンをしていたチンピラをあわてさせたり・・・・。


 と、息子が今日のカブスカウトの活動で、殴り合い蹴り合いの喧嘩

をしたことを告白する。

 小さい頃から、空手を教えているのに、なんでワンパンチで、相手を

し止められなかったのか?息子を問い詰めていると、激高した女房に、

そういう次元の話ではないと、息子ともども大目玉を食う。


 これぞ、ワンパンチ・キル。息子と一緒にテンカウントを聞きました。